世界文化戦争 ー 日本の片隅から ー
フレデリック・マルテル著『メインストリーム ー 文化とメディアの世界戦争 ー』という本を読む。
アメリカという強大な文化大国。
そこから発せられる文化は世界に発信され、世界のメインストリームを担ってきた。
中国、インド、中南米、アラブ、そして韓国と日本。
各地域でそれぞれ異なる、メインストリームとの対峙。
時にそのまま受け入れ主流になることもあれば、時にローカル化してその地域流にアレンジされたりもする。
あるいは反発され、拒絶する態度を示されることもある。
違う文脈から生まれる抵抗勢力が生まれることもある。
メインストリームとローカル化、そして抵抗勢力。
そこには、創作的野心だけでなく、経済や政治なども複雑に絡む。
世界の文化状況はどこへ向かうのか?
そんな中、僕らは日本の片隅でロックンロールを演奏する。
主に、アメリカやイギリスの古いロックンロールに影響を受けながら、日本語でロックンロールを歌う。
世界から見れば、本当に些細な、ちっぽけな存在だ。
それでも、世界の文化の一部を担っていることは紛れもない事実だ。
そんな自覚を持ちながら、僕は世界と対峙する。
世界と対峙していくには、皆さんの協力が必要です。
人が集まって、ワイワイやって、そこから文化が育っていく、と思うのです。
ふぅ〜、風呂敷を広げてみた。
さて。
Mr.ワリコメッツの「ワンマンシリーズ+1」まで、あと7日。