踊れるリズムを作るには?
「音楽とダンス」について考えていたら、ふと気がついた。
最近、音楽に合わせて踊るようなことをしていないなぁ、と。
以前は、DJイベントに顔を出しては音楽に合わせて踊ったものだった。
それが単純に楽しかったし、そんな時間がただただ好きだった。
どう踊るか?とかうまく踊れるか?なんて関係ない。
かっこいい音楽を大音量で聴いて、感じるがままに身体を動かすだけ。
音楽という宇宙の中に漂うその瞬間だけは、なにものにも縛られない永遠の自由さえ感じていたほどだ。
あの頃は良かった、というノスタルジーの話ではない。
もうあの頃には戻れない、という喪失感の話でもない。
音楽とダンス。
自分が大切に思っていたはずの価値観がいつのまにか形骸化していたのではないか?という気づき。
それを体現する現場から遠ざかってしまっていたことへの危機感。
踊れるリズムを作るには、まず自分で踊ることから。