ピーズのせいだ!
やはり、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』の続きを読む。
この本との付き合いも、これで三晩目。
読めば読むほど、心の中に染み込んでくる。
本が僕の心の一部になっていくような感覚。
あるいは、僕が本の中に溶け込んでいくような感覚。
よく分からないけど、Theピーズがどんどん好きになっていく。
昨夜は、「第四章・何も憶えてねー」、「第五章・実験4号」、そして多くの著名人からのコメントあたりまでを読む。
そして、アルバムでは、『どこへも帰らない』、『リハビリ中断』を聴く。
こうしてまとめてアルバムを聴いていくと、Theピーズって、やっぱり良い曲多いんだなぁと実感する。
歌詞もなんだろうけど、僕が特に惹かれるのは、そのコード感。
なんだか、カッコいいんだよなぁ。
ギターに小五郎さんが加入して、アルバム出して、活動停止するまでの話を読みながら、去年新宿レッドクロスでちょっとだけ交わした、小五郎さんとの会話を思い出す。
いや、どんな内容の話をしたのかちゃんとは覚えていない。
その印象だけが鮮明に蘇る。
そして、コゴローズのステージ上で交わされていた、小五郎さんとハルさんとのやり取りを思い出して、微笑ましく思う。
音楽にとって、背景を知ることはこんなにも威力のあることなのか!?
音楽だけを楽しめばいいという考え方ももちろんアリだとは思うけど、背景を知ればその音楽をもっと、より楽しむことができると思う。
その世界がより立体的になる。
それにしても、ここのところ、ずっと寝不足が続いている。
すべて、Theピーズのせいだ(笑)