見につまされる思い
昨夜は引き続き、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』を読む。
「第二章・バイ菌マン」の途中から、「第三章・用意はいいかい?」終わりくらいまで。
併せて、三作目のアルバム『クズんなってGO』、四作目『とどめをハデにくれ』を聴く。
『とどめをハデくれ』のレコーディング時の重苦しい空気、ドラマー・ウガンダさんの脱退、二人ピーズでのツアー、
この辺の話には、見につまされる感覚を覚える。
僕もバンドマンの端くれ、長年いろいろとバンドをやってきたから、共感できるとまでは言わないが、僕なりに似たような経験を思い出す。
思い出させられる。
こういうことも、バンド活動にはつきもの。
バンドであるからこそ、いろいろなことが起こる。
バンドの空気感、バンドメンバー間の関係性。
それは、流動的である。
良い時も悪い時も含めて、そんな全てがバンドであることの醍醐味なのかもしれない。
本を読みながら、曲を聴きながら、Theピーズというバンドの世界に没入しつつある。
そして、どんどん深みにハマっていく感覚。
嬉しいような、苦しいような、感覚。
なんだか、感情が揺さぶられる。
そして、アルバム『とどめをハデにくれ』をどんどん好きになっていく。
今日もまた、続きが待ち遠しい。