「たま」を聴き始めるー 世界は、広い ー
ちょうど1ヶ月くらい前だったろうか。
ライヴハウスで会った知人と、「(たまの)知久さんって、良いよね!」というような話をして、それがきっかけとなって、「たま」の音楽を改めてちゃんと聴いてみようと思っていた。
なかなか手付かずだったけれど、ようやくまとめて聴き始めた。
まずは、「犬の生活」というアルバム。
しょっぱな、「リヤカーマン」という曲から、すごい衝撃を受ける。
「なんなんだ、この曲は!」
「なんか変!だけど、すごい曲だ!」
どうして、そしてどうやったら、こんな曲が作れるんだろう?
同時に、「たま」に関する本も読み始める。
今まで全く知らなかった、デビュー前の経歴のことなどを知る。
「甚六屋」など。
平たく言えば、アンダーグラウンド。
憧れる。
こうした環境も、「たま」のような音楽が生まれる一因だったのだろうか?
「たま」のような音楽を作ってしまう人たちだったからこそ、そんな環境を生み出してしまったとも言えるかもしれない。
バンドメンバー全員が、作詞・作曲をし、メインで歌えるのがまた良い。
ビートルズへの類推。
世に溢れる、良き音楽の大海原。
世界は、広い。