それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

渋谷−原宿Galaxy、イベント【Mish Mash】な夜

昨夜は、Mr.ワリコメッツのライヴ、【Mish Mash vol.2】というイベントへの出演であった。

「Mish Mash」。

この言葉は、『不思議の国のアリス』の著者として知られるルイス・キャロルの雑誌名から取られた言葉で、「ごたまぜ」という意味だという。

小芝居、引き語り、テクノ、ポップス、ロックンロール。

そして多目的ホールPA卓からアンプ、ドラムセットまで、レンタルした機材を持ち込み、一からセッティングしていくという手作り感。

そこはもうなんでもござれ、本当の意味での「ごたまぜ」な一日だったように思う。

これは好みの分かれるところであるかもしれない。

もっと統一されていたり、洗練されている環境を好む人もいるだろう。

安定感を求める気持ちは分かる。

けれど、もっと雑然としていて何が起こるか分からない環境の面白さだってある。

ぐちゃぐちゃとした「ごたまぜ」の中から見つかる宝物だってあると思う。

言葉で説明するのは難しい。

きっとあの場にいた人にしか分からない空気感。

感じ方は人によっても違うだろう。

こういう「ごたまぜ」って面白いな、と僕は思った。

未開の地の開拓。

 

昨日の記事にも書いたことだけれど、音作りはやはり難しかった。

悪戦苦闘した。

その工夫のうちの一つ。

スネア(念のため言っておくと、いわゆる小太鼓)に青いタオルがかかっていたのに気づいた人はいただろうか?

あれはミュートのためにかけたもの。

いつもはそんなことしないのだけど、リハーサルでこれはヤバイと思い、応急処置として汗拭き用のタオルを代用した。

有効だったかどうかは分からない。

良い経験をさせてもらった。