いずれ大きな渦へ
笑顔になって一緒に歌う人たち。
拳を上に突き上げて叫ぶもの。
踊りまくる人。
踊りながら周りの人たちと接触し、それだんだん渦となり、やがて大きな熱狂へと変わっていく。
ここ最近のライヴで、ステージ上から観察される光景だ。
もちほん、その熱狂には加わらず、その渦の外から真剣に観ている人もいる。
スマートフォンで写真や動画を撮ることに熱中するものもいる。
そんなこんなが渾然一体となったフロアは、いつだって眩しく輝いて見える。
エネルギーに圧倒されてしまいそうだ。
昨夜は、下北沢THREEで、Mr.ワリコメッツのライヴだった。
【BLAST JAMS】という、毎月開催されている活発なイベントへの出演であった。
そしてライヴ中、冒頭で書いたような光景がフロアで繰り広げられていた。
その渦は、たとえば先週シェルターでのドーベルマンのワンマンライヴで目の当たりにした光景と比べると、まだまだ小さい。
小さいけれど、渦ができていることは確か。
それも、エネルギー量の高い渦が。
これからの可能性に満ちていると予感する。
もっともっと面白くてエネルギーに溢れる、音楽を、そしてステージを作っていきたいと思う。
そのためにもっともっと練習したいし、ネタを仕込んで、アイデアを出していきたい。
その先に、もっともっと大きな渦が見える。
熱狂が見える。