音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜

日々の音楽活動を通じて、感じ、考え、行動したことの記録。 Mr.ワリコメッツ、ドラマー。

「その日」、僕らはどんな絵が描けているだろうか?

「どんな絵が描けているだろうか?」

今「その日」のことを思い浮かべて想像するのは、どんな絵が完成しているかということだ。

 

今日は3月15日。

7月13日(金)に京都磔磔でMr.ワリコメッツのワンマンライヴがあり、7月14日(土)に名古屋でイベント出演。

そして今からちょうど4ヶ月後の7月15日(日)に、新宿レッドクロスでやはりワンマンライヴがある。

「その日」というのは、このレッドクロスでのワンマンライヴの日のこと。

二本のワンマンライヴを含むこのライヴツアーが終わった後には、どんな絵が完成していることだろうか?

 

元々は先に、磔磔でのワンマンライヴが決まっていた。

それを去年12月にレッドクロスで開催した、ワリコメッツのワンマンライヴで発表した。

12月のワンマンはレッドクロスの方々にもかなり好評で、「次のワンマンもよろしく!できるだけ近いうちに!」というような要請も受けた。

レッドクロスでのワンマンをいつ開催するのか?

僕らは真剣に考えた。

いろいろな条件、要素を鑑みて、僕らは迷った。

迷ううちに、「これしかない!」という結論に至った。

それが、磔磔ワンマンの翌々日にレッドクロスでのワンマンを開催するという選択。

無謀な賭けのようにも感じられた。

けれどそれ以上に、「おもしろそうじゃねーか!」という気持ちの方が強かった。

「未知の体験をしたい」という欲望の方が強かった。

バンドマンにとって、「良い音楽を作りたい」だとか、「売れたい」、「人に認められたい」だとか、いろいろな欲求はある。

けれど、「未知の体験をしたい」という欲求こそが1番面白く、力強いのではないか?と、僕は思う。

特に、ロックンロールと呼ばれるような音楽、文化の担い手にとっては。

少なくとも、僕はそう思う。

そして、そんな「未知の体験」を、より多くの人と共有できたら、それは最高の喜びだろうと思う。

 

京都、名古屋、東京の3デイズまで、残り4ヶ月。

目的地までの道のりは、なんとなくイメージしている。

漠然とした大まかな絵は描いている。

けれど、実際その道を歩いてみるまでは、具体的な部分は見えてこない。

あるいは、予想と大きく異なる事態が発生し、思い描いていた絵とはだいぶ違う絵が完成するかもしれない。

それならそれで良いと思う。

完成した絵が、まごうことなき僕らの「絵」なのだ!

ことが予想通りに進むよりも、むしろ予想外のことが起こった方がより面白いとも言える。

4ヶ月後なんてあっという間だ。

ひとつひとつの体験を、一本一本の線を、しっかりと味わいながら刻みつけて、最終的に他でもない、僕らの「絵」を最高の形で完成させられたら良いな!

ちょうど4ヶ月という節目の今、心からそう思う。