それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

リアリティーを感じさせること〜初ルミネtheよしもと『CONTS』

縁あって、ルミネtheよしもとコントライヴを観に行ってきた。

河本準一率いるコントユニットCONTS」の公演。

メンバーは、「次長課長河本/フットボールアワー岩尾/NON STYLE井上」(引用はいずれもTwitterアカウントより https://mobile.twitter.com/contstour

 

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強く印象に残ったのは、ゲスト出演したFUJIWARAの藤本さんの大きさ!

ガタイの良さもさることながら、顔が本当に大きかった(笑)

そう言えば昔、舞台で渡辺えり子さん(今はどうやら、「渡辺えり」という芸名に変更しているようですね)を観た時も、その身体の大きさに衝撃を受けた覚えがある。

こういうのは思いのほか、生のライヴで観ることの醍醐味のうちの1つなのかもしれない。

 

コント6本だったかな、複数のコントから構成された舞台は、笑いの要素だけではなく、恐怖を恐怖のまま終わらせるものや、人生に対する名言(と芸人の迷言)で締めるものなど、深い内容も含んでいて、とても面白かった。

観ていて強く感じたのは、コントに限らず「表現」というものは、その享受者に如何にリアリティーを感じさせるかがとても重要だということ。

たとえば、舞台上の設定で、ある登場人物がある情報を知らないはずなのに、そこで反応されたリアクションがその情報を知らなければ「そうはならないだろう」と思ってしまうと、リアリティーを感じられなくなってしまって舞台の設定の中に入り込めなくなってしまう。

そうなると、面白さも恐さも半減してしまう。

コントでも、ロックでも、そして文章でも、いかにリアリティーを感じさせて世界に引き込んでいくか。

そこがスタートであり、ゴールでもあるのだなぁ、ということを漠然と考えさせられた。

 

いずれにせよ、良いものを観させてもらった。

ルミネtheよしもとに足を運ぶこと自体が初めてだった。

この機会を与えて下さった方に、感謝したい。