和音を鳴らす!オイラはドラマー・・・
僕はドラマーである。
ドラマーとは、ドラムという楽器を演奏する人。
当たり前か。
そんなもんだから、普段、メロディーを奏でたり和音を鳴らしたりすることはない。
ちょっと前から、作曲を試みようとしている。
けれど、なかなか時間が取れなくて、遅々として進まない。
いや、それは意欲の問題か。
ともかく、小さなことでもいいから何かしらには手をつけようと思って、家にある小さな鍵盤を取り出しては、コードを鳴らしてみたりしている。
まずはCというコードを押さえてみる。
うん、安心、安定のクオリティー。
次にFを押さえる。
やや、不安定になる。
そして、G。
さらに不安感、緊張感が高まる。
最後にCに戻って、あー、安心、と。
まぁ、これは例え話だけど、トニック、サブドミナント、ドミナントとか、代理コードとか、いろいろあったなぁということを、鍵盤を押さえながら、作曲に関する初歩的な本を見ながら思い出す。
コード進行。
音楽理論の話はともかく、自分の意思でコード進行を、和音の流れを作り出していることに小さな感動を覚える。
それも和音の一部になるのではなく、和音全体を操作しているのだから。
ハーモニーって、気持ち良い。
うむ、まるで初学者丸出しである。
でも仕方ない。
オイラはドラマー。
普段自分で和音を鳴らすことなんてないのだから。
でも、それだけで新鮮な発見があるのだから、逆に得しているのかも。
いや、どうだか。。。