それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

「ソングサーフィン」〜中毒性の高い行為は、やめられなくなる

YouTubeで動画を観ると、関連動画のリストから別の動画へどんどん飛んでしまってやめられなくなることがある。

昨夜がまさしくそうだった。

 

昨日も書いたことだけど、今、ジョン・リー・フッカーにハマっていて、数多ある作品を、いろいろな音源を、聴き漁っている。

モダン・レコード、キング・レコード、スペシャルティ、チェス。

雑誌を読みながら、いろいろなアルバムを縦横無尽に移動しながら聴いていくことで、ジョン・リーの経歴がおぼろげながら見えてくる。

それはいいのだけど、「聴いてみたい」と思ったアルバムや曲を聴いてみては「次はこれ、次はこれ」とちょっとずつ聴いていく行為は、聴いてみたいものが芋づる式に増えていってしまって、やめられなくなる。

それでいてさまざまな曲が僕の前を目まぐるしく通り過ぎていくようなものだから、どんな曲だったか思い出せないことも多々ある。

けれど、気になる曲のリンクをどんどんたどってしまうような、ネットサーフィンならぬ「ソングサーフィン」は中毒性が高いらしく、あっという間に時間が経過してしまった。

 

昨夜はひとしきりそんなことをした後、今度はジョン・リー・フッカーの動画を観てみたいと思い、YouTubeで検索して、面白そうなものをいくつか観る。

それがきっかけとなって今度はしばらく動画タイム。

これがまた途中でやめられない。

まずはジョン・リー関係だったものが、途中からマジック・サムだったり、ジェームズ・コットンだったり、ブギを鎖に興味が放射状に広がっていく。

 

そんなこんなで、もうやめようと断ち切れたのが、朝方5時近くだったような気がする。

中毒性行為に絡め取られてしまった、深夜。

果たして得られたモノがあったのかどうか?

いや、ここで浴びた音楽のシャワーはいずれ血となり肉となり、音楽活動のどこかの局面で効いてくるはずだ。

そう信じて、今日もきっと、「ソングサーフィン」に勤しむだろう。