それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

ベスト盤よりも、アルバムごとに順を追って〜チャック・ベリー編〜

少しづつ時間をかけて、チャック・ベリーの経歴をたどっている。

全てを網羅できるわけではないが、ある程度順を追って。

1957年のファースト・アルバム『After School Session 』から初めて、今 、1964年の『 St. Louis To Livepool 』まできた。

ブルースともカントリーとも違うオリジナリティ溢れるロックンロール黎明期の作品から始まって、あの有名なギタースタイルでチャック・ベリーのスタイルを確立し、時代の流れに伴ってポップスよりの作品にも手を出し、擬似ライヴ盤を経て、元のチャック・ベリー・スタイルにカムバック。

大まかなに言うと、これまでたどった道はこんな感じであった。

まだ先は長いけど、そして聴かなくても良いんじゃないか?という作品が中には含まれているかもしれないけど、できたら今年発表された最新作まで耳を通そうと考えている。

 

一人のアーティストの、あるいは一つのバンドの作品を順を追って聴いていく作業が好きだ。

もちろん、手っ取り早くそのバンドやアーティストの全貌を知るには、ベスト盤や3枚組くらいのボックスセットが役に立つ。

けれど、たとえばベスト盤で知った曲を、アルバムの中で同時期に作られた他の作品に囲まれた環境で聴くと、ベスト盤だけで聴いていた時とは違った側面が見えてくる、聴こえてくることがある。

そして、時代順に聴いていくと、またさらに違った側面が見えてくる、聴こえてくることもある。

これは、一つの曲を多角的に聴くことだ。

音楽を多角的に捉えることができる。

 

これって、音楽活動をする上での、大きな財産になっている気がする。

まぁ、そういうことに関係なく、時代順にアルバムを聴いていくのが好きなだけなんだけれども。