それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

ロバート・クレイ『ROBERT CRY & HI RHYTHM』から

ドラムマガジンの新作紹介コーナーや、ブルース&ソウル・レコーズの新譜紹介コーナーで紹介されていた、ロバート・クレイの最新アルバム『ROBERT CRY & HI RHYTHM』。

以前だったらCDを買いに行くか、ネットで購入するかしなければならなかったものだけど、今やストリーミングサービス「Spotify」がある。

思い立ったその瞬間に検索して、早速聴く。

 

今やブルースの大御所、ロバート・クレイが、黄金時代のメンフィス・ソウルの象徴であるハイ・レコードのスタジオ(=ロイヤル・スタジオ)に乗り込んで作った、このアルバム。

そして、ドラマー&プロデューサーは、スティーヴ・ジョーダン。

音楽的にも、ドラマー的にも、僕にとってはどう考えてもハズレなしの作品だと思って聴いたのだけど、やはりそうだった。

僕はもうかなり前、スティーヴ・ジョーダンにハマっていた。

『THE GROOVE IS HERE』というDVDでスティーヴ・ジョーダンを知り、ジョン・メイヤーキース・リチャーズとの作品を観たり聴いたりして、奥田民生も参加したThe Verbsのライヴを観に行ったりもした。

ドラム・マガジン・フェスティバルでスティーヴ・ジョーダンの演奏を間近で観るチャンスを得たこともあった。

今回ロバートクレイのアルバムを聴いていて、あの頃の感覚を思い出した。

その感覚を思い出した事が今回1番の収穫だったと言っていいかもしれない。

あんなドラマーになりたいという憧れ。

こんな音楽がやりたいという熱中感。

 

Spotifyを使い始めてから、音楽を聴く楽しみがどんどん増していってるような気がする。