Spotifyを使い始めました
8/24の〈「所有」から「アクセス」へ〉という記事の中で、「ひとまず試しに、聴き放題のストリーミング配信サービスを利用してみるのもアリなのかなぁ」と書きました。
そして、とうとう使い始めました。
Spotifyという音楽ストリーミング配信サービスです。
これは!
正直に言ってすごいです。
最近読んだ本に、ルイス・シャイナー著『グリンプス』があります。
舞台は1980年代後半。
ステレオ修理屋を営む青年が、とあるきっかけで自分の頭の中で鳴った想像上の音楽がステレオから実際に流れてくることに気づく。
その特殊能力を使って、ビートルズや、ドアーズ、ブライアン・ウィルソンの幻の音源を現実のものにしていく。
話の内容がそんな感じだから、60年代の音楽の話もたくさん出てくるのですが、その中の一つにThe Fourmostというマージービートのバンドが出てきました。
僕は、このThe Fourmostというバンドを編集盤で数曲しか聴いたことがない。
どんな曲をやっていたのかも忘れてしまった。
そこで、まさしく使い始めたばかりのSpotifyの聴き放題リストにThe Fourmostはあるのかな?と思って調べてみました。
そうしたら。
あるではないか!
驚きました。
それこそ店頭でCDを買おうとしたらなかなか見つからないであろうくらいの知名度のThe Fourmostの音源が、こんなに簡単に、しかもかなりまとまった量を聴けるなんて。
最近は、このSpotifyを使っていろんな曲を聴く音楽ライフを楽しんでいます。
CDなどと比べてやはり音質は劣るのですが、まずなんと言っても便利です。
かなりいろんな曲が聴ける。
パソコンに取り込んだりする面倒な作業もせず、いつでもどこでもスマートフォンさえあれば4000万曲とも言われる曲を聴くことができる。
そして、たまたま出会った曲から曲へ次々と聴いていけるのが、なぜだかワクワクし、興奮する。
ネットサーフィンに熱中して気づいたらかなりの時間が経っていたというような状況に似ているのかもしれません。
興味の赴くままに音楽を探して聴いていく。
今更ながら、その楽しさにハマっています。