それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

違和感を感じてみる

「慣れ」というのはとても大切なものだ。

やはり慣れた手順は効率が良い。

練習というものは、この「慣れ」を獲得するためにするようなものだ。

だが時には、この「慣れ」から離れてみたくもなる。

普段とは違うことをしてみると、新しい発見があったりして、楽しい。

 

今日はMr.ワリコメッツでスタジオに入ってきた。

そして今日はドラムのセッティングをいじってみた。

どういじったかと言うとクラッシュシンバルを1つ減らしてみたのだ。

僕は普段、クラッシュシンバルを2枚、ライドシンバルを1枚、セッティングしてドラムを演奏する。

今日はそれをクラッシュシンバル1枚、ライドシンバル1枚のセッティングで演奏してみた。

やはり違った。

普段やり慣れた曲を演奏しても、いつもあるはずのところにクラッシュシンバルがないのだ。

そこで、別のシンバルを叩く。

あるいは、いや、ここはそもそも本当にクラッシュシンバルを叩く必要がある場所なのかどうか?

そういった根本的な問題を考えるきっかけにもなった。

いつもあるはずの場所に、あるべきものがない。

これは、ほんのちょっとした違和感だが、この小さな違和感が積もり積もって大きな変化になる。

そんな気がする。

そして、この違和感はやり慣れた曲であればあるほど大きくなる。

 

今後、今日のセッティングを採用するかどうかは分からない。

あるいはもう次回には元に戻しているかもしれない。

でも、ちょっと試してみて違和感を感じてみる、このこと自体に意味があるのだと思う。

 

そうだ、次回のライブは今週末、5月20日土曜日。

長野県上諏訪だ!