西へ西へと
まだ日が昇らない早朝に目を覚まし、眠い目をこすりながら家を出発する。
早朝にもかかわらず都内にはこんなに活動している人々がいるのかと驚きつつも電車で移動して都内某所に集まる。
そして、メンバーと合流し、車で移動を開始。
東名高速を、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県と、西へ西へとひたすら進む。
そして、京都や大阪へ。
移動時間はおよそ6〜7時間くらいか。
車内では、世間話から始まって、音楽一般の話、単なるバカ話、時にはライヴや活動の打ち合わせをする(こともあるかもしれない)。
その日のライヴ会場に着けば、慌ただしくリハーサルを済ませ、泊まりの時には宿のチェックインを済ませ、一息つくかつかぬかのうちにイベントは始まる。
そして、出番。
30分そこらのステージで、ここぞとばかりに全力を尽くし、終わってようやく一安心、対バンのライヴを楽しんだり、お客さんとの会話を楽しんだり、ビールで乾杯したりする。
時には深酒もしたりしてあまり寝る時間がなかったとしても、翌朝には都内へ向けて出発。
また6〜7時間とかかけて都内へと帰ってくる。
かなり体力を使うし、かかる経費を考えると収支はマイナスだ。
毎度そんな調子なのだけど、それでもやはり、またツアーに行きたいと思う。
何度でも行きたいと思う。
それは、そこに感動があるからだ。
好きな音楽を非日常の場でやれる感動。
それに強く反応してくれる人たちがいる感動。
そんな方々とライヴ後にコミュニケーションできる感動。
さて、今週末、5/6(土)。
大阪は難波メレでMr.ワリコメッツのライヴ。
どんな夜になるのか。
想いを馳せる。