音楽ができるまで 〜あるドラマーの記録〜

日々の音楽活動を通じて、感じ、考え、行動したことの記録。 Mr.ワリコメッツ、ドラマー。

はしご酒を経て、次のステージへと

パッと目が覚めたら、電気もつけっ放し、暖房もつけっ放し、服も着替えずにベッドに横たわる自分がいた。

「やべっ、結構眠っちゃったな、今何時だろう?」と思い、ケータイ画面に手を伸ばす。

そうして時間を見ると、驚いてしまった。

朝の5時を回っているではないか!

昨夜は、京都から帰ってきた疲れからか、確か夜9時頃にウトウトしてしまって、ちょっとだけ横になろうと思った。

そしてそのままがっつり眠ってしまったようで、一度も目を覚ますことなく朝を迎えた次第。

普段寝る時間とは違う時間帯に眠ってしまうと、大抵1、2時間もすれば少なくとも一度は目が覚めてしまうものだけど、今回は全くそれがなかった。

いかに疲れていたか。

いや、単純に睡眠不足だっただけだろうか。

京都では磔磔を出てから、三軒のはしご酒、早朝にやっと眠ったと思ったら、連絡の行き違いにより予想以上に早い時間に叩き起こされるという事態に陥ったのだから。

ともかく、たくさん寝て、さらに二度寝を重ねて体力は完全に回復した。

 

ところで、今回のツアーは、現状の厳しさと強力な手応え、未来への期待と希望を感じるものであった。

まだはっきりとした形が見えているわけではないけれど、バンドは確実に次のステージへと進もうとしている。

もっともっと。

もっとできるしやれるはずだ。

次の2月10日UFO CLUBと、2月11日得三をめがけて、邁進する。

 

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伝統と革新

昨年のファンダンゴでのライヴを無事終えて、今日は大阪から京都へ移動。

磔磔でのリハーサルを終えて、宿にチェックイン、宿で休憩中という今現在の状況。

それにしても、ここ最近の京都の宿泊施設の充実ぶりには驚かされる。

安くて綺麗なところがどんどん出来ているという印象がある。

古くて新しい街、京都。

伝統と革新。

歴史と未来。

ファンダンゴでのライヴでは、日本の音楽シーンの歴史と未来を考えさせられた。

ファンダンゴの歴史と伝統。

当時のウルフルズのことなど、示唆に富んだ内容の話を聞く。

そして、ファンダンゴのこれから。

ライヴハウスもバンドも、歴史と伝統を踏まえつつ新しいことに挑戦していかなければ、やがて淘汰されてしまうだろう。

僕らにも、できることはもっとあるはずだ。

気合いが入ったところで、今夜の磔磔に備える。

車内で聴いた曲たちの、覚え書き

東京から大阪への長旅。

車内では、いろいろな音楽が目まぐるしくかかる。

全てを集中して聴いているわけでは、もちろんないけれど、中には「おっ!これは良い!」と思わず反応してしまうこともある。

そんな時はすかさずShazamをかざして曲を読み取り、連携しているSpotifyに飛ぶ。

せっかくだから、今回、東京→大阪間で僕が反応した曲たちの覚え書きをしておく。

 

まずは、モンキーズの曲の、セックス・ピストルズによるカバー。

以前、The Stepping Stoneというバンドに所属していた時、モンキーズのこの曲をSEにステージに登場していた。

I'm Not Your Stepping Stone, a song by Sex Pistols on Spotify

 

続いて、ジャニス・ジョップリン

Kozmic Blues, a song by Janis Joplin on Spotify

久しぶりすぎて、「聴いたことはあるけど、この曲なんだっけな?」となってしまった。

 

こちらはもっとずーっと久しぶりに聴いた、ジョンスペ。

Bellbottoms, a song by The Jon Spencer Blues Explosion on Spotify

久しぶりすぎて、「こんなにカッコ良かった?」となってしまった。

今聴くからこそ、さらに良く感じるのかもしれない。

そんなこんな。

ファンダンゴでのライヴは今回が最後になってしまうのかなぁ?

Mr.ワリコメッツは今日から、大阪〜京都へのツアーに出る。

大阪は十三ファンダンゴ、京都は磔磔

今回は大阪から始まることもあるし、出順、リハーサル時間の関係もあり、早朝の出発。

今現在、バンドの重合場所に向かっているところ。

東京では雪の予報もみられたが、関西方面は雨までで大丈夫か?

こればっかりはどうなるのか分からない。

 

昨夜は、短い時間ながらスタジオに入って個人練習をする。

先日の個人練習では、今取り組んでいる「身体で叩く」ということの“良い感触”が得られた。

忘れないうちに、それを再現しておきたかった。

けれど、それは、当然のことのように、簡単なことではなかった。

昨日は先日得られた“良い感触”は得られなかった。

三歩進んで二歩下がる。

日進月歩だ。

まぁ、こういうのはイメージが大切だから、移動中など、イメージトレーニングを積み重ねておこう。

何事も、前向きに。

 

とにもかくにも、まず目指すは十三ファンダンゴ

現在の場所での営業は終わることが決まっている、ファンダンゴ

そのファンダンゴでのライヴは今回が最後になってしまうのかなぁ?

できたらもう一回くらいは演りたいなぁ。

そんなことを考えながら、ファンダンゴに向けて気合いを入れ直す。

そうそう!今回のツアーは両日ともトリなのだ!

 

 

1/31(木) 大阪・十三ファンダンゴ

Mr.ワリコメッツ
THE ALLIGATOR BLUES

Freaky Style Loca
ホノオミカ

OP/ST 18:00/18:30
前¥2,300 当¥2,800

 

2/1(金) 京都磔磔

Mr.ワリコメッツ
ホノオミカ

OP/ST17:30/18:30
前¥2,400 当¥2,800

その瞬間は、いつやってくるのか分からないのだから

ドラムを演奏するには、もちろん、手足を使う。

スティックを扱うのには腕、手首、指が関わってくる。

バスドラムハイハットのフットペダルを扱うのには、脚、足首、つま先などが連動して関わってくる。

そうなのだけど、手足にばかり意識が向きすぎると、演奏が小手先になってしまうのではないか?

最近そんな気づきを得てからは、極力手足への意識は置いておいて、身体の中心で叩けるようにしたいと考えている。

四肢ではなく、体幹で。

 

そうは言っても、まだまだ知識不足、経験不足。

体得まではまだ遠い道のりであるような気はする。

だが、それは案外、ふとしたきっかけですんなり理解できることもあるのかもしれないとも思う。

昨夜、スタジオで個人練習をしていて、手足は脱力、身体で叩けていると思える瞬間があった。

「何かを掴んだかもしれない!」

けれど、そんな感覚はずくに離れていき、雲散霧消してしまったのだけど。

あの感覚をもう一度呼び戻したい。

できることならば、自由自在に。

その瞬間を求めて、今日も練習し、ライヴをする。

そして、わくわくする。

その瞬間は、いつやってくるのか分からないのだから。

日々音楽に接し、感じ考えて、表現していくこと。

時間が足りない中で無理矢理ブログを書こうとすると、ブログを更新すること自体が自己目的化してしまう。

だんだんその傾向が強くなってきたので、最近は毎日書かなくても良いかな、と少し妥協している。

ブログで「音楽活動」や「音楽そのもの」について考えたことを書いて内省し、それをまた音楽活動に還元していく。

目指しているのは、そんな循環。

その流れに乗っかってみようかな、追いかけてみようかな、という、もの好きな同志も大歓迎(笑)

とまぁ、改めて相対化し、スタンスを明確にしてみようとした次第。

うまくいくかは分からない。

日々音楽に接し、感じ考えて、表現していくこと。

とにかく今は、それが一番大事。

大事な筋肉と言われても・・・

ドラム演奏をする上で大事な筋肉に、「大腰筋」と「前鋸筋」というものがあるらしい。

四肢の動きを支えるのに重要な働きをするみたいで、黒人ドラマーはそこの筋肉がよく発達しているとのこと。

とは言われても、それらの筋肉がどこにあってどんな筋肉なのかも知らない。

本やインターネットで調べてなんとなくの部位は分かっても、今度はそれらの筋肉を体感的に知覚することができない。

人体の奥深き世界を知る。

そして、身体のどの部分を意識するかだけでも、演奏に変化が表れる。

少なくとも主観的には。

例えば最近は、バスドラムを叩く時、踵を意識している。

以前はつま先に意識があった。

つま先で叩くよりも踵で叩く方が理にかなっているのではないか?と考えるようになったからお試し中、といったところか。

音楽、そしてドラムへのアプローチはいろいろな角度からできる。

人体、そして身体論からのアプローチもそんな中のうちの一つ。

そしてこれが今、マイブームである。

身体はすぐには変わらないけれど、数ヶ月後には大きな変化が表れる予感がしている。