それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

何度も聴きたい!

昨日ブログに書いた、EARL PALMER『BACKBEAT − The World’s Greatest Rock’n’Roll Drummer』の一部の曲を、何度も聴く。

リトル・リチャード「I got it」。

ロイド・プライス「I'm glad,glad」。

ロイ・モントレル「(Everytime I hear) that mellow saxophone」。

スマイリー・ルイス「Shame,shame,shame」。

リー・アレン「Rockin' at cosmo's」。

いずれもノリが良く、なんと言ってもカッコいい!

何度聴いても飽きない。

そして、ここにあるニューオリンズ・フィール。

まだまだ何度も聴きたい。

体得したい。

モチベーションは高まるばかり。

今求めているものが、ここにあった!

良いリズムとはなんぞや?

どうやったら良いリズムを生み出せるのか?

正確なタイム感?

勢いのあるビート感?

ズレから生まれるウネリ感?

そう簡単に答えが出る問いではないけれど、今僕の頭を占めているのはそのようなこと。

久しぶりに戻ってきた故郷のように、帰るべきところに帰ってきたような気がする。

「リズム」という、この深遠なる世界。

そして、急にあるものが聴きたくなった。

EARL PALMER『BACKBEAT − The World’s Greatest Rock’n’Roll Drummer』。

アール・パーマーという偉大なドラマーに焦点を当てたコンピレーションCDを引っ張り出してきて、コンポで聴く。

「これだ!」

今求めているものが、ここにはあった。

それもものすごい密度で、そこに存在していた。

心も身体も揺さぶられる。

 

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やっぱり音楽が好きだ!

刺激的な夜だった。

いつも通りを装うけれど、頭の中はとても興奮していた。

胃の中にビールを流し込んでその興奮を鎮めようとするも、それも思ったほど効果がない。

そして一夜明けて。

 

やっぱり音楽が好きだ!

思考が巡り巡って、結局ここにたどり着く。

音楽を聴きたい!

ドラムを叩きたい!

その他もろもろあるけれど、もっともっと音楽にのめり込んでいきたいということだ。

人にアピールする必要なんて、ない。

ただただ、音楽にのめり込みたいだけなんだ。

忘れかけていた何かに触れられ、急に水面に浮かびあがってきたかのよう。

しかも、その姿がくっきりと見える。

 

今、モーレツに音楽が、したい。

今日もまたステージ上がれるという幸せ

いつものステージ いつもの楽曲

その日のコンセプトに合わせて

セットリストは組み替えられるけれど

 

見慣れたお客さん お世話になってるスタッフさん

その日のイベントによって もちろん

いろいろな人たちが入れ替わるけれど

 

ライヴというものは 何度やっても同じようにはいかない

うまくいく時 いかない時

盛り上がる時 いまいちな時

なんともまあ 不思議な場所

ここには きっと 魔物が住む

 

 

ライヴという「場」ではやはり、何が起こるか分からない。

何度も経験しているにも関わらず、そこには楽しさと共に難しさも伴う。

でも、だからこそ面白いし、何度やっても飽きない。

今日はこれからライヴだ!

間もなくライヴだ!

今日もまたステージに上がれるなんて!

なんたる幸せ!

 

けふもまた こころの鉦を うち鳴らし うち鳴らしつつ あくがれて行く(若山牧水

 

ハイスタを聴く

『リズム&ドラム・マガジン 2018年1月号』を読んでいる。

 

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巻頭表紙、特集は、ハイ・スタンダードのドラマー、「恒岡章」。

インタビュー記事を読みながら、ハイ・スタンダードの音源を聴いてみる。

ちなみに、ハイ・スタンダード、通称、ハイスタの音楽をちゃんと聴くのは、僕にとっては初めてのこと。

1stミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』、1stフルアルバム『GROWING UP』を聴いた。

 

ドラムに関しては、予想通り速く強いプレイ。

そして、音がクリアだなと思う。

そう感じてしまうのは、僕が古い音楽ばかり聴いてきたせいもあるのかもしれない。

いずれにしろ、今まで聴いたことがない音楽を聴くのは、刺激をたくさんもらえて良い。

同じように演奏することはできないけれど、ここから何らかのヒントを得て自分のプレイに活かしていくことはできるはずだ。

そのためには、もうちょっと聴き込んでみたいと思う。

いや、ヒントがどうこうは脇に置いておいても、もっと聴きたいと思った。

ただ、正直なところ英詞については「?」であった。

発音というか、リズムの感じがどうも・・・

この感じは、聴いていくうちに変わっていくかもしれないけれど。

 

最後に、インタビュー記事で印象に残った言葉の引用を。

 

“らしく”ありたいですね。当然のことなんですけど、みんな1人1人違うわけで、同じ曲を演奏しても全然違うものになる。だから面白いと思うので、純粋に、無理をしないで自然な演奏・・・

行きつ戻りつする日々

課題が山積み。

もっとガンガンライヴやっていきたいし、練習もしたい。

曲も作りたいし、おもしろい場を作っていきたい。

本も読みたいし、考えを深めたいことも、書きたいこともある。

コミュニケーションもしたいし、お酒も飲みたい。

けれど、なんだか時間が足りない、というような状況に陥ることがしばしば。

かと言って、やりたいことを簡単にしぼれるほど、諦めも良くない。

そうして、これまでやってきた。

きっと欲張りなのだろう。

そして、行き詰まる。

この繰り返しは、これからも変わらないだろう。

けれど、どこかに光明があるはずだと、まだ心のどこかで信じている。

葛藤を抱えながらも行きつ戻りつする日々は、これからもまだ続いていく。

壮行試合!?

さてさて、上諏訪でのサーキットイベントが終わったのも束の間、夏の【磔磔 紅布 ワンマンツアー】まで、気がつけば2ヶ月を切った。

 

7/13(金) 京都磔磔ワンマン
7/14(土) 名古屋・大須OYS
7/15(日) 新宿紅布ワンマン

 

ポスター、フライヤー、その他グッズなどなど、いろんな準備が遅れ気味になりつつある。

ここは気合を入れて準備を進めなければ、とちょっと焦ってきた。

ひとまず、1番近い予定は5/18(金)の新宿レッドクロスでのライヴ。

イベント自体は出演バンドが少なめで、長めのステージ時間をもらえる模様。

ワンマンほどではないけど長めにライヴが出来るのであれば、擬似ワンマンの様相を呈するのかもしれない。

詳細はまた追って。

ともかくワンマンまで2ヶ月を切ったこのタイミング、そしてその後は関西や名古屋ばかりで都内でのライヴがないことを思うと、今回は「壮行試合」のようなコンセプトでライヴができたらいいなぁ、と思う。

残りの時間は少ないけれど、何かアイデアを考えられたら。

 

Mr.ワリコメッツにとっての、夏の一大イベント!

ここまできたら、どんどん突っ走っていこう!

 

皆さま、応援、激励、よろしくお願いします!

 

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