それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

自分たちの持ち味を発揮してー 恋ジェニワンマンに行ってきた ー

昨夜は、毎度おなじみのライヴハウス、新宿レッドクロスに行く。

友人バンド、「恋をしようよジェニーズ」のワンマンライヴ。

 

f:id:hiroya_drummer:20180416172501j:image

 

ネタ満載、仕掛けたっぷりで楽しいショーを展開。

メンバーみんな歌も上手いし、さらに皆が皆芸達者。

素晴らしいワンマンライヴだった。

恋をしようよジェニーズ、略して恋ジェニのワンマンライヴをレッドクロスで観られて、とても良かった。

 

 f:id:hiroya_drummer:20180416172513j:image

 

それにしても、人のワンマンを観ると、学ぶべきところがたくさんある。

そして、「表現する」ということには多面性があり、いかに自分たちの持ち味を発揮していくか?が大事なことなんだと思った。

この人たちすごいなぁ、自分もあんな風にできたらいいのに、羨ましい、というのはあるけれど、そしてそれに発奮してチャレンジすることも大事なことだけど、そこに振り回されてばかりいては元も子もない。

恋ジェニには恋ジェニの良さがあり、Mr.ワリコメッツにはMr.ワリコメッツの良さがある。

どうすれば自分たちの良さを引き出していけるのか?

もっと言えば、自分たちはどんな世界を築いていきたいのか?

そこを掘り下げて、音楽を、ステージを作っていくことこそ本題であろう、と改めて思う。

 

さて、奇しくも、ワリコメッツのワンマンツアーまで3ヶ月を切った。

ギアを上げて、しっかり自分たちの世界を築き上げていこう。

前途は明るい、と思っている。

期待していて下さい!

 

Theピーズ探求の旅も、ここで一区切り

2週間ほど前にMr.ワリコメッツでライヴをした場所、「渋谷・原宿Galaxy-Gingakei」。

昨夜は再び、ここを訪れる。

 「1人ピーズ 大木温之ワンマン」である。

最近、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』を集中して読んでいたのも、これがあったから。

ライヴを観る前までに読み終えようと思っていたのだけど、残念ながらそれは叶わなかった。

 

f:id:hiroya_drummer:20180415180836j:image

 

Galaxyでのライヴは、音作りが難しかった。

 難しいからこそ、面白い!?〜リハーサルを終えて〜 - ひろやのブログ

渋谷−原宿Galaxy、イベント【Mish Mash】な夜 - ひろやのブログ

 

さて、ハルさんのワンマンはどうだろうか?と思っていたのだけど、そこはさすが、ストレス無く聴けた。

そして、ここ数日間、本やアルバムを通してTheピーズに入れ込んでいたおかげで知ってる曲もだいぶ増えて、存分に楽しませてもらった。

けれど、同時に、「やはりバンドで観たい!」と強く思うようになった。

早いところまた、3人でライヴをしてくれないものか?

わがままな望みである。

いずれにしても、Theピーズにこんなにハマるとは思っていなかった。

とにかく、曲が素晴らしい。

今後は、もっと掘り下げて聴いていこうと思っている。

 

そして今日、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』を読み終える。

Theピーズ探求の旅も、ここでひとまず一区切り。

楽しく、哀しく、豊かな旅であった。

言葉が突き刺さる

連日連夜の、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』。

ここまでくると、さながら「Theピーズ祭り」を勝手に一人で開催している気分になってくる。

いや、ここんところ本当にお祭りのような気分で、なんだかふわふわ、刺激的な毎日。

 

それにしても、かなり分量があって読みごたえのある本だ。

昨夜から今日にかけては、「第六章・大木ちゃん」、「第七章・ひとりくらいは」、「第八章・馬鹿にはツキがな」、「第九章・道草くん」と読み進んでいく。

同時に、アルバム『The ピーズ』と『赤羽39』を聴きながら。

活動停止期間、復活ライヴ、立て続けのアルバムリリース、マキシシングルへの移行、野音、20周年ライヴなどと興味深い話が続く。

特に、活動停止期間中に飲食店で働いていた時の話が強く印象に残る。

 

「組織の中ではさ、出来れば新しいものは作らないほうがいいんだよ。」(p211)

 

自分の頭で考えて行動することと、組織の流れや空気を読んで行動することとの違い。

頭を使わずにお金がもらえることの「楽さ」と、それではヤバいという感覚。

先の引用の言葉や、その周辺の言葉が、僕の心に突き刺さる。

このままでは、ヤバい。

 

連日ブログに書いているように、ここのところ、Theピーズの音楽に非常に刺激を受けている。

そして、今夜は。

ハルさんのワンマンライヴに行く。

心して行く、つもり。

ピーズのせいだ!

やはり、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』の続きを読む。

この本との付き合いも、これで三晩目。

読めば読むほど、心の中に染み込んでくる。

本が僕の心の一部になっていくような感覚。

あるいは、僕が本の中に溶け込んでいくような感覚。

よく分からないけど、Theピーズがどんどん好きになっていく。

 

昨夜は、「第四章・何も憶えてねー」、「第五章・実験4号」、そして多くの著名人からのコメントあたりまでを読む。

そして、アルバムでは、『どこへも帰らない』、『リハビリ中断』を聴く。

こうしてまとめてアルバムを聴いていくと、Theピーズって、やっぱり良い曲多いんだなぁと実感する。

歌詞もなんだろうけど、僕が特に惹かれるのは、そのコード感。

なんだか、カッコいいんだよなぁ。

 

ギターに小五郎さんが加入して、アルバム出して、活動停止するまでの話を読みながら、去年新宿レッドクロスでちょっとだけ交わした、小五郎さんとの会話を思い出す。

いや、どんな内容の話をしたのかちゃんとは覚えていない。

その印象だけが鮮明に蘇る。

そして、コゴローズのステージ上で交わされていた、小五郎さんとハルさんとのやり取りを思い出して、微笑ましく思う。

音楽にとって、背景を知ることはこんなにも威力のあることなのか!?

音楽だけを楽しめばいいという考え方ももちろんアリだとは思うけど、背景を知ればその音楽をもっと、より楽しむことができると思う。

その世界がより立体的になる。

 

それにしても、ここのところ、ずっと寝不足が続いている。

すべて、Theピーズのせいだ(笑)

見につまされる思い

昨夜は引き続き、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』を読む。

「第二章・バイ菌マン」の途中から、「第三章・用意はいいかい?」終わりくらいまで。

併せて、三作目のアルバム『クズんなってGO』、四作目『とどめをハデにくれ』を聴く。

『とどめをハデくれ』のレコーディング時の重苦しい空気、ドラマー・ウガンダさんの脱退、二人ピーズでのツアー、

この辺の話には、見につまされる感覚を覚える。

僕もバンドマンの端くれ、長年いろいろとバンドをやってきたから、共感できるとまでは言わないが、僕なりに似たような経験を思い出す。

思い出させられる。

こういうことも、バンド活動にはつきもの。

バンドであるからこそ、いろいろなことが起こる。

バンドの空気感、バンドメンバー間の関係性。

それは、流動的である。

良い時も悪い時も含めて、そんな全てがバンドであることの醍醐味なのかもしれない。

 

本を読みながら、曲を聴きながら、Theピーズというバンドの世界に没入しつつある。

そして、どんどん深みにハマっていく感覚。

嬉しいような、苦しいような、感覚。

なんだか、感情が揺さぶられる。

そして、アルバム『とどめをハデにくれ』をどんどん好きになっていく。

 

今日もまた、続きが待ち遠しい。

『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』を読み始める

昨日から、『思い出すのが面倒だ Theピーズの30年』という本を読み始めた。

 

f:id:hiroya_drummer:20180411162437j:image

 

Theピーズの30年の活動を、様々な人の視点から振り返り、まとめられた本書。

そして、本を読みながら、同時にTheピーズのアルバムを聴く。

『グレイテスト・ヒッツ Vol.1』、『グレイテスト・ヒッツ Vol.2』、『マスカキザル』と聴いてゆく。

本の内容もちょうど、ウガンダさんがドラマーとして加入したあたりに差し掛かり、本とアルバムの内容がうまいことつながりあって、Theピーズというバンドのイメージが立体的に浮かび上がってくる。

これがなかなか面白い作業。

熱中するあまり昨夜は夜更かししてしまい、今日は睡眠不足。

けれど、今日もまた家に帰ったらその続きを!と、そわそわしてしまう。

ハルさんがバンドを組む前、曲を作ることが面白くてハマってしまい、曲を量産。

それがTheピーズのデビューアルバムに繋がっているというくだりに強い興味を抱く。

良質転化。

 

あー、早く続きが読みたい。

新しいおもちゃを与えられた子供のように

昨日は、作った曲をひとまず録音してみた。

鍵盤と歌だけで。

ちゃんとしたレコーダーを持っていないので、「どうしたものか?」と思案していたのところ、iPhoneiPadのアプリでなんとかできるのではないか、と思い至る。

そして、マルチトラックレコーダー的なアプリをダウンロードしていじってみたりしたのだけど、これがなかなか使い方をよく理解できない。

いろいろと試行錯誤してみるのだけど、どうしてもうまくいかない。

そうこうしているうちに、GarageBandという有名なアプリなら、データで打ち込んだりできるのかな?なんて素人考えが浮かび、試してみる。

そうしたら、アナログ的な感じで録音できることを発見。

早速、録音してみる。

まずは、鍵盤を録音。

そして、歌を重ねる。

何回かの取り直しの末、ひとまず録り終えることができた。

 

今までこういう作業をしたことがなかったので、作った曲が曲がりなりにも一つの形になったことに感動を覚える。

GarageBandの機能で音を加工できたりもするので、音を変えたりして遊んでみる。

音を変えると印象が変わったりして、これがなかなか面白い。

新しいおもちゃを与えられた子供のように、しばらく熱中してしまった。

楽しい遊びに、時間が過ぎるのもあっという間であった。

 

実際に録音してそれを聴きなおしてみると、そこにはなんらかの客観性が加わる。

曲を客観的に聴くことができる。

そうして。

やはり、曲に納得がいかない。

納得できない自分に気づく。

曲作りの道は、まだまだ険しいなと思う。

けれど、楽しい。

今作った曲はひとまず寝かせて、また新しい曲を作ってみようかな、そもそも曲を作った経験が少ないんだからもっとガンガン作って経験値を上げていくべきだな、なんて今は思っている。

 

さて、GarageBandに出会ったこともあり、曲作りが益々楽しくなってきたのだけど。

熱中するあまり、その分、ドラムの練習がおろそかになっている。

まずいまずい。