それでも音楽の話をしよう

音楽の話題を中心に、アイデア、ひらめき、日常を書き記していきます

雑誌の付録CD〜ジョン・リー・フッカー「ブギ・チレン」の時代〜

雑誌『ブルース&ソウル・レコーズ no.137』を読み始める。

ジョン・リー・フッカー生誕100年記念特集号。

この雑誌の良いところの一つが、毎号付録CDが付いてくるところ。

何度も聴き込むようなことはあまりないけれども、聴くのが楽しみであることには変わりない。

普段聴くことのない貴重な音源が聴けたりもする。

 

今回の付録CDは、ジョン・リー・フッカーの代表曲の一つ「ブギ・チレン」から始まる。

1948年録音の「ブギ・チレン」を筆頭に、同時代のブルースやR&Bが収録されている。

40年代後半のR&Bシーンが見えてくるという寸法だ。

まだバンドの音にエレクトリック化の影響が少ない時代の音楽。

うーん、まず音がカッコいい!

特に、唯一のエレクトリック楽器とも言えるギターの音に心惹かれる。

ジャズっぽいものや、Tボーン・ウォーカーっぽいものなど。

そして、今まで聴いたことがない音源を聴くことには、やはり多くのヒントが詰まっていると実感した。

 

しばらくは音楽を聴きまくるぞ!

 

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今求めているもの

一区切りがついた。

今求めているもの、それは「変化」。

 

今現在の気分を一言で表すと、こんな感じだろうか。

昨夜はMr.ワリコメッツのライヴだった。

インフルエンザによる出演キャンセルが1組あったため、急遽ツーマンライヴで長尺のライヴ。

常連の人たち、先日知り合ったばかりの方々、乾杯だけでもと顔を出してくれた方、多くの人たちが集まってくれて嬉しかった。

それに呼応するように、今現在持てる力全てを出しきってのステージ。

そう!僕の中で昨日はやりきった感があった。

現状の枠の中では。

だからこそ今また、現状を打開したいと感じ始めている。

何か新しい変化を強く求めている。

 

具体的には何をするか?

新しい情報をたくさん取り入れたい。

聴いたことのない音楽をたくさん聴きたい。

読んだことのない本をたくさん読みたい。

観たことのない映画をたくさん観たい。

したことのない経験をたくさんしたい。

そうして自分に取り込んだものを元に、じっくり考え、そして考え、さらに考え抜き、音楽やブログでの発信に繋げたい。

 

変化の時。

お知らせ

2018年!本格始動!

いよいよ本日夜、新宿レッドクロスにてMr.ワリコメッツのライヴがあります。

今年に入って、東京での初ライヴ。

Twitterには情報出てましたが、予定していた「ギターパンダ」さんの出演がインフルエンザのためキャンセルとなり、今日は急遽ツーマンライヴ(オープニングアクト有り)に変更となりました。

ワンマンほどではないですが長めのライヴ時間!

どうぞお楽しみ下さい!

あと、今日はライヴを含め、ワリコメッツの新年会だと僕は思っています。

ツーマンになってイベント自体早めに終わる予定でもありますし、もしライヴに間に合わなかったとしても、是非乾杯しにレッドクロスに遊びに来てください。

ライヴハウスは飲食店でもあるんですから!

 

ご予約はこちら(本日17時くらいまで受付可)→http://mrwaricomets.info/schedule#reserve

 

1/7(日)
新宿紅布

【TOP GEAR SHOW!!~新年会~】

THE 抱きしめるズ
Mr.ワリコメッツ
O.A:地球がくそやばい。

OP/ST18:00/18:30
前売¥2,500 当日¥3,000

 

 

 

 

 

ある時代のある場所にたまたま

昨日だったか、一昨日だったか、それくらいから牧村憲一著『「ヒットソング」の作り方〜大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち〜』という本を読み始めた。

 

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 はっぴいえんど大滝詠一シュガーベイブ山下達郎大貫妙子加藤和彦坂本龍一細野晴臣、竹内まりあ、フリッパーズギター・・・

40年以上音楽制作の現場に携わってきた著者による、「制作サイドから見た日本のポップス史」とも言える内容の本で、時代の証言としても興味深い。

中津川フォークジャンボリー」や「高円寺ムーヴィン」のところで触れている、「ある時代のある場所にたまたま、その後のキーパーソンとなる人々がみんな居合わせている」ことがあるというエピソードが好きだ。

ひるがえって、今の自分たちの周りにそういう場はあるだろうか?

後々振り返ってそうだったと言える場を生み出すことはできているだろうか。

時代は違い環境も違うけれど、今には今の、僕らには僕らの「場の創造」の仕方があるはずだ。

もちろん偶然の要素も大きいし、結果はのちのちにならないと分からないだろうけど、そんなことも視野に入れながら音楽活動に励んでいけたらなぁと思う。

ジャズドラムの、奥深い世界

買うだけは買っていたのだけど、全然読み進められていなかったドラムマガジン

もう何号分たまってしまったのだろうか。

昨日、ようやく2017年11月号を読み始める。

「ポピュラー音楽の原点を振り返る」ということで、ジャズドラムの特集。

まずは「“JAZZ DRUMS”Giants 10」と題された、文字通りジャズドラムの巨人を取り上げた記事を読む。

ジーン・クルーパ、アート・ブレイキーマックス・ローチ

10人のうちまだ3人目まで進んだだけ、しかもコンパクトにまとめられた記事を読んだだけなのに、すでに読みごたえ十分。

ジャズドラムの、なんとも奥深い世界。

並行してYouTubeで動画もチェックする。

理解には遠く及ばない世界だけど、なにかすごいことが起こっていることだけは分かる。

 

前々から興味があった、ジャズの世界。

今年こそはどっぷり浸かる時間を持ちたいなぁ。

ジャズにどっぷり浸かって、理解を深める。

これは今年の目標に相応しいのではないか!?

考えただけで、わくわくしてきた。

目標のようなもの

正月モードも終わり、ようやく日常モードに戻った感のある、本日。

このブログのこれからについて、ちょこっと考えてみた。

振り返ってみると、このブログの初投稿は1年前の1月10日だったらしい。

そうだったっけ?

もう忘れていた。

それからは飛び飛びでたまに書きていたけど、毎日書き始めるようになったのが、去年の10月になってから。

その時のことはよく覚えている。

現状を打開したい。

まずそんな想いがあった。

ブログに関しても、ひとまずクオリティは気にせず、どんどん更新することを目指していこう、そこから何か変わるかもしれない、と気持ちを割り切ってみた。

そうしたら不思議と毎日書けるようになってブログの更新が習慣になった。

その日から今日まで、曲がりなりにも毎日更新している。

 

だからこそ、ひとまずこのブログの当面の目標は毎日の更新を続けることだ。

クオリティはともかく。

それは変わらない。

けれど、それだけでは何も進歩がないような気がする。

そこで、このブログで書いていきたいことをしばし考え、まとめてみた。

書いていきたいことをまとめると、以下の三点。

 

①Mr.ワリコメッツについて

Mr.ワリコメッツの日々の活動について、そして活動にまつわる諸々について、僕の視点から見えたこと、考えたことを伝えていきたい。

伝えることによって、Mr.ワリコメッツの面白さを感じてもらえたらなお良い。

 

②東京の音楽シーンの面白さについて

Mr.ワリコメッツが出たイベント、その対バン、あるいはただライヴハウスに遊びに行って、そこで体験した東京の音楽シーンの面白さを僕の視点を通して伝えられたら。

もちろん、僕が体験できるものなんてシーンのほんの一部でしかないけれど、たとえ一部分だけだとしても生の現場の体験を伝えることは、理屈をこねているだけよりは多少なりとも意味のあることだと思われる。

ここで東京に限定しているのは、ただ単に僕が東京に住んでいるから。

他意はない。

 

③音楽全般の面白さについて

ライヴで体験した音楽、音源で聴いた音楽、DVDなど映像で観たもの、本で読んだ音楽にまつわる話、はたまた隣接する芸術分野やエンターテイメント、とにかく音楽にまつわるもので面白かったモノ、コトを通じて、音楽の面白さに迫っていけたらと思う。

それを読んだ人にやっぱり音楽って面白いなぁって思ってもらえたら本望だ。

 

以上、年の初めらしく、やっていきたいこと、目標のようなものを拙いながらもまとめてみた。

日々の投稿の中ではそこからズレることは多々あると思うし、時間が経てば気持ちが、考えが変わることもあるかもしれない。

それならそれで良い。

ひとまずの区切りとして、考えをまとめてみた次第。

 

ダラダラとした正月

今年は、ダラダラとした正月を過ごしている。

ダラダラと過ごしているから、ブログの投稿もダラダラとした記事。

それでも良しとしましょう、正月なんだから。

 

昨日は、アルコール片手に歓談しながら、いろいろな音楽DVDを観る。

サンハウスオーティス・レディングボ・ガンボスとライヴ映像が続く。

集中して観ているわけではなく、話しながらふと気になった瞬間に映像に釘づけになったりして、そして気づいたらまた会話に戻っていくような、まったりとした時間。

それから、話は巡り巡って、ブルースブラザーズの2000を観ることに。

やはり歓談しながら、ダラダラと。

こんな人出てたんだっけ?という発見もありつつ。

 

ダラダラ、ゆったりした時間も、いいもんである。